演奏会鑑賞

知り合いからチケットをもらったので、ミューザ川崎へ。職場から近いのでラク。東京交響楽団/飯森範親の指揮で、くるみ割り組曲抜粋、ブルッフVn協、シェヘラザード。某企業がやってる社会活動の一環のコンサートでした。

今日の私的テーマは、初ミューザ&初シェヘラザード(多分ナマで聴くのは初めて)。座席はカミテの更に管楽器寄り、ホルンのベルがちょうど向いているあたりの位置。休憩後には、オルガン下の席(サントリーでいうP席)がガラガラだったので、そこの3列目に移動。この位置も初体験。すげー面白かった。

ブルッフソリスト以外)総じて演奏は良かった。ハープの音程がずーっとイマイチだったけど、、。弦楽器は一人一人がガナらない、それでいて自由度が感じられるような演奏。「パートがまとまる」ということは、一人一人が自分の主張を抑えて合わせる、のではなく、指揮者/コンマスのやりたいことを一人一人が理解して、その上で個人の主張も絡めつつ最終的に指揮者に収斂していくってことなんだなぁと漠然と感じたよ(いまさら?苦笑)。。

東京交響楽団自体には特に期待してなかったのだけど、フランチャイズでミューザに来てからきっと上手くなったんだろうな。新日本フィルもトリフォニーをフランチャイズにしてから格段に良くなったといわれてるし。
来日する世界超一流オケの演奏を聴く(見る)ことも、感覚を肥やすためには必要かもしれないが、地元にあるホールで、フランチャイズのオケを聴くという、ヨーロッパではごくアタリマエのことを日本でももっと盛んにするべきだと思ったよ。