朝の通勤には、地元駅からの始発電車を利用し、必ず座って通勤するようにしている。電車に乗っている時間は40分程度で、ウォークマンで曲を聴きながらスコアを見たり、睡眠の時間に充てている。


今朝も始発電車に座り、ヘッドホンで音楽を聴いていた。すると隣に座った男性のヘッドホンから音楽が漏れ聞こえてきた。普通だったら「ちゃかちゃかうるさいなぁ」と思うのだが今日は違った。なにか旋律的なものが聞こえてきたからだ。こうなると妙な意識が働き、自分はヘッドホンでモーツァルトのピアノ協奏曲を聴きながら、隣から漏れ聞こえる曲を当てようと必死になる。2度ほど同じ旋律らしき音程の上下が漏れ聞こえてきて、クラシックであることはほぼ間違いなかった。あきらめようかと思ったそのとき!


曲が判明した。ドヴォルザーク8番だった。。3楽章のコーダに入ったところで金管が鳴り判明したのである。そうか、漏れ聞こえてきた旋律は3楽章のVn旋律だったわけね。。


しばらくして4楽章冒頭のファンファーレが無事(?)聴こえ、一安心して自分のヘッドホンに集中できたのでした。ほっ。


ちなみに私はヘッドホンから漏れ聞こえるほどの音量は出しません。そんなに出したら寝れないしっ。